「2時間飲み放題1500円ですよ!」
繁華街の居酒屋がある通りを歩いているとこんなことをいわれたことはありませんか?
そして、ついていったことはありませんか?
さらに、結果的に3000円以上払うことになったことは…?
「いってたことと違う…」
でも、たしかに飲み放題は1500円。ただ、2品以上頼まなくてはいけないことが伝えられていなかった。
そして、1品はどんなに安そうな焼鳥でも300円以上する。
こんなことがよくあります。
ケータリングデリバリー業者さんでも同様です。
1500円からと謳っていても、実は配送料で料金がかかったり、ビールをつけるとさらに値段があがったり。
結果的に3000円を超えるようなこともあります。
そこで、今回は、想定外・規格外のケータリングデリバリー予算に陥らないためのチェックポイントをご紹介します。
個人的にこれまでの経験を踏まえてのものです。
一度読んでなんとなく把握しておいていただければと思います。
全体像を把握する
まず、そもそもケータリングデリバリー業者さんの料金プランでどのような形をとっていることがあるのかを確認します。
何に対して、利用者はお金を払うことがあるのか、どんなサービスがあるのかの全体像です。
料理のみ
まず、広告にもよくでてくる上に、当たり前なことですが、料理に料金がかかります。
安いところだと1000円程度のところから、高いところでは10,000円近くするところまで。
料金と画像を照らし合わせて、どのような料理がくるのか想像しましょう。
画像はだいぶ盛った美しさのはずなので、半分くらいのクオリティを想像するように。
料理+飲みもの
そして、料理に加えて、飲み放題がついてくるところ、追加で飲み放題をつけられるところがあります。
さらに、居酒屋でもよくあるパターンですが、ビールがついていない飲み放題コースと、ビールが含まれた飲み放題コースとがあります。
参加者の意向(だいたいビール付きが安定ですが)を把握した上で、料金もチェックしましょう。
安く抑えるのであれば、飲み物はこちらで用意するという工夫ができます。
会場スタッフ
ここからは少し専門的なサービスになります。一般的には、食べ物と飲み物の注文まででケータリング・デリバリー業者さんを利用される方が多いと思うのですが、会場スタッフも派遣をおねがいすることもできます。
しっかり整ったサービスを提供してくれる業者さんだと、ドリンクのサーブスタッフはもちろん、会場設営、料理のライブ提供も受け付けるところがあります。
この料金プランは、無料で依頼できるところ、一人派遣あたり1万円かかるところといろいろあります。
公的なかしこまった場、お客さんを招いた社内外の行事でケータリング業者さんを利用される場合に多いケースです。
予算にこちらも含めて考えられているか、チェックしましょう。
会場設営
会場スタッフ同様、無料だったり有料だったりしますが、会場をリッチに仕立ててくれるケータリングデリバリー業者さんも存在します。
机とイス以外何もないような会議室でも、装飾品を使って豪華な見え方に変えてくれます。
装飾品(布や飾り、置物など)は、無料貸出をされている場合が多いです。
可能なら依頼したほうが会の満足度はあがります。
予算に含まれるのか、無料サービス、キャンペーンなどあるか、チェックしておくとひと味ちがう担当者になれるでしょう。
ポイント1:料理プラン
どんな料理が一人あたりいくらなのか。
これを控えておきましょう。写真は上述しましたが、盛りに盛ったものを使っていることがあるので、期待をせずに。あるいはネット上で口コミを調べたりして、料金に見合う内容かを精査することが大事です。
ポイント2:飲み物プラン
公式パーティをするときには頼むことが多いと思いますが、飲み物コースはそれ単体で(オプションで)いくらかかるのか確認しましょう。
カジュアルな社内イベントや、家飲みのデリバリーであれば、カクヤスさんを使うとか、スーパーで買ってくるのが安上がりです。
手間と内容は確認することですね。
ポイント3:配送料
こちらは一人あたりという計算ではないですが、配送料がいくらかかるのか。
遠かったり量が多かったりすると値段が上がります。
綿密な予算計画が必要な方にとってはかなり鬼門ですが、踏ん張りどころです。
ポイント4:人件費
当日、ドリンクをサーブするスタッフや、料理や会場を準備する人の派遣をおねがいすることも可能です。
そうした人件費はいくらかかるのかも忘れてはいけません。
数千円はかかるものですので、侮れないところであり、また、依頼すると会としてのクオリティが上がるので実は検討対象として気をつけてほしいポイントでもあります。
ポイント5:オプション
結婚式対応されている業者さんなら、チェキやウェディングケーキ、マイク、ビンゴゲームの貸出など、様々用意があります。
ただ、頼むと3000円かかったり、ちょっと支出が多くなりがちなので、自分での手配が1番安上がりです。
案外、盲点で知らない方も多いのでオプションも挙げました。
まとめ
今回は、ケータリングデリバリー業者さんに関わるお金のチェックポイントをご紹介しました。
料理プラン、飲み物プラン、配送料、人件費、オプション…
要素が多いですが、理解してしまえばサラサラとチェックできるようになります。
予算内で最大限の効果を発揮するには、どんな選択肢がありえるのか想像しておくことが重要です。
ぜひ、お役に立てていただきたいところです。